2024/6/12
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無膝之法 |
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![]() 【6月立腰プロフェッショナルクラスKYOTO】 下丹田開発第6弾! ![]() 下丹田という心理的身体は 物理的身体における腰や膝の 負担を大幅に減らしてくれます。 腰痛と共に、膝痛に 悩まされる事も多い日本人。 腰痛を無くすより 腰痛という言葉を無くす と言っているOuJi。 同じく、 膝痛を無くすよりも、 膝痛という言葉を無くす、 もっと言うと、 「膝」という言葉自体を 無くそうと言っているのがOuJiです。 腰痛という言葉より、 より本質的には「腰」という 言葉自体を無くした方がいい。 今回の立腰プロフェッショナルクラスでは、 下丹田開発と共に、 「膝とは何か?」を具体的な 言語で解説させて頂きました。 (※この部分のみYouTubeにアップ予定です) それが解ると、膝痛が起きる メカニズムも同時に解ります。 「膝」という言葉を無くす革命 もしくは、 「膝」という運動機能の正しい 意味を再認識させる改革が必要です。 あらゆる身体部位や機能を 表す言語表現の中で、 特に日本人の正しい身体認識 を狂わせているのが、 「足・腰・膝・手・肘・肩・首」 これに手首と足首を併せた 9つの言葉です。 この中で手足を除いた 「手首・足首・腰・膝・肘・肩・首」 これらは身体の部位だと 思われていますが、違います。 膝という身体部位も 肘という身体部位も存在しません。 肩、腰、首というのも、 具体的にどこからどこまでを 指す概念であるのか?が不明確です。 これらは全て、単なる部位や構造の 事を言っているのではなく、 運動機能の事を言っています。 膝も肘も肩も腰も首も手首も足首も… そこに生じる感覚や使い方を 含めた機能・働きの事を指しており、 部位の事を指しているのではありません。 例えば、日本では昔の駕籠屋は 「腰で担ぐ」と言ったし、 野球でも「腰で打つ」と言ったりします。 この時に言う「腰」が 物理的身体の部位の事を 言っているのではないのは明らかです。 また日本人は身体のみならず、 うどんにさえ「腰」を見出します。 「このうどんには腰がある・ない」 と言ったりしますが、うどんに 実際に腰というパーツがあるわけ ではないので、これも感覚の 事を言っています。 つまり、 「手首・足首・腰・膝・肘・肩・首」 とは 骨格を構造通りに動かした時に 生じる運動機能及び身体感覚の事であり、 身体部位を指すのではないという事。 そういった認識の誤りが、 運動機能に不具合を生みます。 「手首・足首・腰・膝・肘・肩・首」 は全て、現代日本人が 痛みを抱える箇所ばかりである 事を考えると納得がいきます。 股関節という言葉と共に、 膝という言葉が日本人の 膝という機能に障害を生んでいます。 だから、王子は膝無し人間を 生み出そうとしています。 膝という言葉が無くなれば 膝という認識が無くなります。 結果、膝が無いのだから、 膝痛は無くなります。 武術では無足の法と言いますが、 それに倣うなら、無膝の法という 革命を起こしていきたいと思います。 ちなみにOuJiは膝の靭帯が ありませんが、普通に動けているのは 認識の中に膝そのものが無いからです。 膝の靭帯とは何か? 大腿骨と下腿骨を繋ぐ結合組織です。 より精確に言うなら、 大腿骨と下腿骨の間の 膝という空間に物理的に存在する コラーゲンと弾性線維を主成分とする 結合組織で構成される線維束です。 膝という身体部位がある 脳内身体認識の人は、実際に そのような身体の使い方を 普段からしているため、 この靭帯が切れてしまうと、 膝という部位が損傷してしまった 事と同じ事が脳内及び身体の使い方 として出てしまうので、 動けなくなってしまいます。 しかし、 膝の靭帯とは、大腿骨と下腿骨の間 である膝という空間に物理的に存在する コラーゲンと弾性線維を主成分とする 結合組織で構成される線維束である という事が解っていると、 たとえその靭帯が切れたとしても、 大腿骨と下腿骨を繋いでいる線が 切れただけという認識になるので、 大腿骨と下腿骨を慎重に 使いさえすれば、普通に動ける という事になります。 膝の話と下丹田が 何の関係があるのか? と思うかもしれませんが、 大ありなのです。 by. フィジカリストOuJi |
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