胸骨ウェイブ

※写真をクリックすると動画に飛びます。

胸郭という骨組みの前側中央に

”胸骨”という骨があります。　

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全身あらゆるパーツが

もはや忘れ去られた

存在になっていますが、

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胸骨も非常に面白い骨であり、

開発すればあなたに

身体的・精神的に豊かさを

もたらしてくれる存在です。

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胸骨のことなど毎日

考え感じて生きている人は

限りなく少ないと思いますが、

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全身の骨を毎日毎秒感じ、

開発し、その恩恵に感謝

している存在をフィジカリスト

と言います。

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胸と言えば胸筋の感覚

女性は乳房という感覚が

あると思いますが、

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胸骨の存在に

気づいてあげて下さい。

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胸骨は一枚の骨と

思われがちですが、

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大きくは

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・胸骨丙

・胸骨体

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と上下に分かれ、

その間は胸骨丙結合と言い、

その表面を胸骨角と言います。

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そして、下の胸骨体ですが、

この骨は元来4個の骨で

構成され、その間は軟骨によって

互いに結合された構造になっています。

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だから、胸骨丙と合わせたら

合計5個の骨で構成されるのが

胸骨という骨です。

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しかし、成人では大部分が骨化して、

胸骨体の結合した部分が

横の隆起線として残った形と

なっているので、触れると

少し凸凹した感じになっています。

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赤ちゃんの頃はこの胸骨が

5つに分かれていて

間は軟骨でユルユル状態ですが、

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大人になるにつれて

どんどん1つの骨（硬骨）

として固まり、高齢になると

ほとんど骨化すると言われますが、

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大人になっても

胸骨がユルユルの人がいます。

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超一流のアスリートや

武術家・芸術家たちです。

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その中でもダントツで

胸骨が柔らかかった達人が

バスケットボールの

マイケル・ジョーダンです。

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サッカーのメッシやエムバペ、

野球の大谷翔平選手、

ボクシングの井上尚弥選手も

もちろん柔らかいのですが、

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マイケル・ジョーダンは

冗談抜きに冗談じゃないほど

ダントツで柔らかい胸骨を

していました。

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ジョーダンは胸郭の中で

胸骨だけを動かすことが

できました。

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胸骨のサイドは

肋骨切痕と言い、

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肋骨を受け入れる形

となっています。

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そして、その胸骨と

肋骨が出逢う箇所を

胸肋関節と言います。

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真ん中に胸骨があり、

左右に肋骨があるので

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・胸骨に対して肋骨が動く

・肋骨に対して胸骨が動く

・胸骨と肋骨が別々に動く

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という動きができます。

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ジョーダンは、これら

全てができていましたが、

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肋骨に対して胸骨だけを

動かすこともプレー中に

普通にやっていた達人です。

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胸骨が5つの骨で

構成されるということは、

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胸骨は〝しなる骨〟

であるということです。

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肋骨操作は当然のこととして、

胸骨操作も当たり前にできる

日本人を取り戻したいですね。

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立腰体操があれば、

驚くほど楽ちんに楽しく

誰でも胸骨操作ができる

ようになります。

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達人だけが胸骨操作できる

時代はもはや終わりですし、

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僕はフィジカリストとして

達人の時代そのものを

終わらせようとしています。

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この世から達人をなくす

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つまり、全員を達人にする。

それがミッションです。

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胸郭という骨組み（骨格）は、

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・胸骨5個

・肋骨左右で24本

・胸椎12個

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合計41個のパーツで

構成されています。

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胸郭の関節数はザッと

数えて72個もあります。

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その中の胸骨も大切に

開発してあげましょう。

by. フィジカリストOuJi