日本立腰

 
立腰体操・立腰整体で日本を元気に!
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「タテゴシ」で、日本を元氣に!
2022/8/4

一流の肩甲骨の秘密

 
肩甲骨を動かすトレーニングをしたり
肩甲骨を剥がしたり、立甲できるようになっても
 
全然パフォーマンスが上がらない…
 
肩甲骨を実際の身体動作に活かせない…
 
という方が沢山僕の元にお見えになります。
 
もう20年以上も前から言っていて誰にも
理解してもらえませんでしたが(笑)
 
当たり前に肩甲骨は肩甲骨単独で
成り立っていませんので、
肩甲骨だけを取り扱う鍛練だけでは
まさに片手落ちなのです。
 
解剖学的には肩甲骨は
「肩甲帯」の中の 一部になります。
 
 
肩甲帯とは
 
肩甲骨・鎖骨・上腕骨・中部上部胸骨・
中部上部肋骨で形成される構造
 
のことです。
 
 
そう、肩甲骨ではなく、この「肩甲帯」の構造が
キチンとメカニズム通りに働かない限り、
 
肩甲骨をあらゆる動作の中で
使いこなすことは不可能です。
 
最低でも肩甲骨は必ず鎖骨と共にありますので、
鎖骨のメカニズムも考慮に入れる必要があります。
 
鎖骨あっての肩甲骨だし、
肩甲骨あっての鎖骨です。
 
 
同じことは、
 
肩甲骨と上腕骨、肩甲骨と胸骨、
肩甲骨と肋骨についても言えますし、
 
肩甲骨・鎖骨・上腕骨・胸骨・肋骨が
互いに支え合うように働き合ってこそ、
 
初めて「肩甲骨」も正しく機能してくれる
のです。
 
 
正しく機能してくれるとは、
 
肩甲骨の持つ潜在能力を100%
いかんなく発揮してくれる
 
ということです。
 
 
それが「一流の肩甲骨」です。
 
 
関節で言っても、
 
肩甲帯」という括りになると、
 
・肩甲胸郭関節
・鎖骨胸郭関節
・胸鎖関節
・肩鎖関節
・肩甲上腕関節
・肩峰下関節(第2肩関節)
・胸肋関節
・肋軟骨接合部
・肋椎関節
 
とこんなにもあります。
 
 
「肩甲骨」だけに拘っている人はこのうちの
「肩甲胸郭関節」のみを運動させているにすぎません。
 
しかも、その他の関節を使えていないので、
肩甲胸郭関節も正しく運動できていません
 
 
この9つの関節が正しく機能してこそ、
「肩甲帯」が正しく機能して、「肩甲骨」を
あらゆる動きに十全に活かすことができるのです。
 
 
えっ?そんなの、難しいじゃないですか??
 
はい、その通りです(笑)
 
 
肩甲帯が正しく機能して、その結果として
肩甲骨を猛烈に使ってパフォーマンスを
発揮できる人は、どの分野でも一流であり、
達人です。
 
そう、一流や達人の人だけが
肩甲骨を使いこなしています
 
 
僕は、どうすれば万人が肩甲骨ではなく
肩甲帯を正しく機能させることで、
その結果として肩甲骨をフルにあらゆる動作の中で
使いこなせるようになるのか?
 
を20年以上前から友達を失いながら
研究・追究し続けてきました(笑)
 
その結果、出来上がったのが「立腰体操」です。
 
立腰体操3種の神器は全て
「肩甲帯」の開発にもってこい!ですし、
 
究極の立甲体操法である
「ここからクルン体操」なんて、まさに
ズバリ!そのための方法です。
 
 
今、日本人の大半がこの
肩甲帯が正しく機能し出したら…
 
あらゆる問題が解決するだろう
とフィジカリストの僕は考えています。
 
 
江戸時代以前の日本人は、
 
骨格の構造通りに身体を使うことができたので、
当然のことながら、肩甲帯も正しく機能していました
 
 
実は、江戸時代以前から使われている言葉で、
その事を如実に表す言葉が残っています。
 
 
それが、
 
 
「懐(フトコロ)
 
 
です。
 
 
江戸時代以前の日本人は、
解剖学などの知識に全く頼ることなく、
自らの身体の実感だけで、
肩甲帯の機能に気づいていました。
 
それが「懐」というまさに
深い言葉一字に集約されます。
 
しかも、江戸時代以前の日本は身=心でしたから、
「懐」という言葉は深い精神性をも含む概念です。
 
「肩甲帯」は物理的な身体の構造そのものを
指す言葉ですが、「懐」はその肩甲帯が
正しく機能した時に生じる心の機能・メカニズム
までをも表す概念です。
 
 
 
僕は身体を研究するにあたり、
「からだ言葉」にも着目し、身体開発を
深めながら同時に「からだ言葉」の真意
身体で探り続けてきました。
 
繰り返しますが、だから友達が居ないのです(笑)
 
 
その中で出逢った「懐」という言葉。
 
「懐が深い」と言いますが、
これは一体何なのか?
 
実を言うと、考えるまでもなく、
自らの身体の実感として、
その事を身体で理解できました。
 
その当時は2001年で、イチロー選手が
大リーグのシアトル・マリナーズに移籍して
活躍した年ですし、
 
その前年には格闘家のヒクソン・グレイシーと
船木誠勝選手との一戦がありました。
 
イチローもヒクソンも、共に肩甲骨が
フルにあらゆる動きで使われている
肩甲骨の達人です。
 
それはまさに肩甲骨ではなく、
「肩甲帯」の正しい機能の賜物なのです。
 
当時、肩甲帯の達人であるヒクソンとイチローを観て、
自分自身もかなり肩甲帯の開発をしていましたので、
彼らのパフォーマンスの秘密が身体で理解できました。
 
だからこそ、
 
「懐が深い」という言葉と深く対面した時、
 
全く頭で考えることなく、
 
「あぁ〜そういうことね!」と
身体で実感できたのです。
 
 
一般的には「懐」とは
 
「衣服の胸のあたりの内側の部分」とされていますが、
本当は「身体の構造・メカニズムのこと」
指しています。
 
実際に、何も着けていないとしても、
前に出した両腕と胸とで囲まれる空間
のことも「懐」と呼ばれます。
 
拡大解釈して言えば、
 
“何かに囲まれた空間”こそが「懐」です。
 
これは物理空間・情報空間双方を指す表現で、
「胸中」という言葉はまさに
「懐」を情報空間として表現した言葉です。
 
 
他にも「懐」には
 
・懐(なつ)かしい、懐かしむ
・懐(なつ)く、懐ける、手懐ける
 
という意味があります。
 
 
ムツゴロウさんに動物は懐きますが、
これはムツゴロウさんのまさに
深い懐の成せる技です。
 
 
さらに、
 
「懐柔」「懐抱」「抱懐」という
言葉を知った時に僕は感動したのを覚えています。
 
 
懐柔とは怪獣ではなく(笑)
相手を手懐けることで、自分の思い通りに
事を運ぶことです。
 
 
「懐に抱く」と書いて、「懐抱」
「いだく」とは「抱く」とも書きますが、
「懐く」とも書きます。
 
「懐に抱く」ということは、まさに
そこに”空間”があるということです。
 
何かと何か、2つのモノがあるから、
「懐く=抱く」という概念になります
 
これはまさに、肩甲帯における
 
肩甲胸郭関節と鎖骨胸郭関節で
構成される”空間”のことを表しています。
 
つまり、肋骨と鎖骨・肩甲骨の
間の隙間=空間のことを表しています。
 
抱くとは包み込むということ。
包むということは、空間を表す言葉です。
 
つまり、「懐が深い」とは
お財布事情のことではなく(笑)、
 
「精神的に余裕がある、ゆとりがある」
 
という意味です。
 
 
懐抱とは抱擁という意味もあります。
 
抱擁力(包容力)とは、
「相手を受け入れる心の広さや器」のこと。
 
まさに、そこに空間がある事を表しています。
 
「人の懐に飛び込む」という言葉も相手の
その空間に入って可愛がってもらうという意味です。
 
 
フトコロとは、「風処(所)」
つまり、風(空間)が吹き抜ける所・空間
という意味です。
 
 
「懐」というたった1つの言葉がいかに深いか。
お分かり頂けたでしょうか?
 
 
 
  
つまり、「懐が深い」を解剖学的に言うと、
 
鎖骨胸郭関節においては、鎖骨中心部即ち
胸鎖関節部にまで構造通りに空間が確保されており、
 
肩甲胸郭関節においては、肩甲骨内側(中心)部即ち
肩甲骨外縁から内縁に到るまで構造通りに
空間が確保されている状態
 
ということです。
 
体幹中心部にまで空間が確保されている状態
「懐が深い」という状態です。
 
肩凝り状態はまさにこの「懐」という
空間が無くなった状態を指しますが、
 
肩凝り状態だと気持ちに
余裕・ゆとりがなくなりますよね?
 
 
 
さて、肩甲骨だけに拘っていたり、
肩甲骨を剥がしたり、立甲を自慢したり(笑)
することが、まさにいかに懐が浅く、
狭いことかがご理解頂けたでしょうか?(笑)
 
 
そして同時に、その「懐」をまさに深く開発したい
と思ったのではないでしょうか?
 
 
その方法こそが、立腰体操です。
 
だから立腰体操をやれば、懐が自然と開発され、
肩甲骨が自然と使いこなせるようになっていくのです。
 
ここからクルン体操がまさにその直接的方法ですが、
 
そんな方法を江戸時代の身体づくり1DAYセミナーや
もっと深くは立腰トレーナー養成講座、剣術アカデミー、
立腰プロフェッショナルクラスで伝授しています。
 
by. フィジカリストOuJi 
 
 
p.s.
 
ちなみに、「肩甲帯」および「懐」とは
単なる身体部位・構造のみを指す言葉ではなく、
機能・メカニズムも含まれます。
 
メカニズムとは仕組みや機構といった意味ですが、
日本語の「からくり」がまさにそれです。
「からくり人形」の「からくり」ですね。
 
「カラクリ」とは昔日の日本における機械的仕組みのことで、
その語源は「糸を引っ張って動かす」
という意味の「からくる」です。
 
「からくる」が名詞化されたのが「からくり」です。
 
「からくる」と聞くと、立腰体操愛好者の人は、
ピンと来ますよね?(笑)
 
「からクル」と表記したら、余計にそう思いますよね?(笑)
 
そうです、「ここからクルン体操」の「からクル」です。
 
操り人形のように、糸に引っ張られて
身体が動かされるようになるのが身体開発の
1つの醍醐味でもあるわけですが、
 
この「ここからクルン体操」というのは
まさに天から操り人形のように見えない糸で
引っ張られて体幹および肩甲帯(懐)が動かされることを
狙っている体操法です。
 
この体操には幾つもの意味があるのですが、
「からくる」という言葉の持つパワー(言霊)と
それにより、深い身体世界のカラクリが発動する意味も込めて
 
体操法の名前の中にまさに「カラクリ」として
仕組んであるのです。
 
 
 
 
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