日本立腰

 
立腰体操・立腰整体で日本を元気に!
寝腰JAPANから、立腰JAPAN!へ。 
カタ苦しいイメージから、ユル楽しいイメージへ。
「タテゴシ」で、日本を元氣に!
2024/5/2

大腿骨革命‼︎

 
※この話に賛同できる人は
だいぶ変わった人です(笑)
 
                
フィジカリストOuJiの使命は
江戸時代以降下がり続けてきた
日本人の身体能力を復活させる事
 
・この世から整体師を無くす
・この世からトレーナーを無くす
・この世から武術の達人を無くす
 
というのも全てはその使命を
実現する1つの目標です。
 
                    
「日本人の身体能力を最大化する」
という視点で世の中を見ていくと、
 
日本人の身体能力向上を阻む因子
そこら中にある事が分かります。
 
その1つが、言葉
身体に対する言葉です。
 
例えば、腰痛。
 
整体師はこの世から
腰痛を無くそうとします。
 
でも、それをしようとすればするほど、
腰痛認識を世の中に浸透させ、
植え付ける事になります。
 
腰痛を前提として治療に当たるため、
余計に腰痛という認識を植え付けて
しまい、回復が遅れるパターンが多いです。
 
腰痛専門〇〇と謳えば謳うほど、
腰痛認識を流布する事になります。
 
真実は、腰痛というモノがある日
腰に貼り付いて痛みが出たわけではなく、
 
身体が本来の状態から逸脱した結果、
腰に痛みが生じたのです。
 
だから、腰痛を治そうとするのではなく、
「身体を直す」事で結果、腰痛も消える。
 
身体が整っていた赤ちゃんや
子供の頃に腰痛が無かったように、
 
その頃のように
身体を直す事で痛みが消える。
 
本来はこれが整体です。
 
ところが、昨今の整体業界では
症状にアプローチをして、
症状に特化している例が散見されます。
その代表例が、腰痛です。
 
日本の腰痛人口は約3,000万人、
日本人の8〜9割が生涯に一度は
腰痛を経験すると言われ、国民病
とさえ言われています。
 
志ある整体師はそれと
闘おうと頑張っています。
 
しかし、整体師がいくらこの
2本の腕で抗っても、
腰痛人口は増えるばかり。
 
僕も腰の王子として腰痛を
無くすために頑張ってきましたが、
ある日、それを諦めました。
 
自分が腰痛治しをすればするほど、
腰痛認識を植え付けてしまっている
 
本気の本気で腰痛を無くすためには、
今よりも腰痛が無かった時代に
学ぶ必要があります
 
現代のように腰痛認識が無かった
時代に学ぶ必要がある。
 
それが、江戸時代です。
 
江戸時代の日本は現代よりも
遥かに腰痛が無かったし、
腰痛という言葉も認識も
現代では考えられないほど
ありませんでした。
 
わずか数百年前まで
そうだったのです。
 
じゃあ、その頃の日本人の
身体の在り方・使い方がどうであったか?
を紐解き、それを誰でもできる
方法論に落とし込む事ができれば、
 
現代日本に巣喰う腰痛認識が消え、
腰痛から解放されるのではないか
 
       
現代においても、今なお狩猟採集生活
を送っているアフリカのハザ族には
腰痛がありません。
 
それどころか、腰痛という
言葉さえ無いと言います。
 
腰痛という言葉が無いという事は、
腰痛という認識もありません。
 
人類学的にも腰痛は完全直立二足歩行
を選択した人類の宿命と言われますが、
この説はもはや破綻しています。
 
腰痛が人類の宿命であれば、
そもそも二足歩行を選ばないし、
四足動物に倣って四足で進化したはずです。
 
そして、腰痛が人類の宿命であれば、
現代でも腰が痛くない人は居ない
という事になりますが、現代でも
腰痛にならない人もいます。
 
人類学は、狩猟採集をやめ、
重労働である農耕を始めて以降、
腰痛が急速に増え出したと
考えていますが、この説もおかしい。
 
現代日本人は農耕していない人
だらけですが、腰痛だらけです。
 
機械を使って負担なく
農耕しても腰痛の人もいれば、
人力で農耕しても腰痛に
ならない人もいます。
 
そもそも重労働していないのに
腰を痛める人もごまんと居ます。
 
長時間屈む姿勢を
しているからと言って、
腰痛になるわけでもありません。
 
長時間畑仕事をしても
腰は何ともない人も沢山
整体師として見てきましたし、
 
江戸時代の農民は腰痛に
苦しんでいませんでした。
 
現在でも例えば、アフリカのザンビア人は
長時間身体を屈めて労働していますが、
腰痛は殆ど無いと言われています。
 
長時間屈む姿勢で労働して
腰は痛くなるか?と訊いても、
「全く大丈夫」と答えるそうです。
 
面白い調査としては、ザンビア人に
「沢山歩くと、どこが筋肉痛になる?」
と尋ねると、「太腿の後ろとお尻」と
答えたそうです。
 
もうここまで来たら答えは明白です。
 
腰痛は完全直立二足歩行をする
人類の宿命ではなく、
 
完全直立二足歩行の
在り方・使い方の間違い・誤作動が
腰に痛みを引き起こす
 
という事です。
 
             
そして、当たり前の事として、
 
腰痛になるという事は
腰痛になる運動神経
(正確には体性神経系)をしている
という事です。
 
それが直るには、
 
腰痛にならない運動神経に
書き換える必要があります
 
今ある腰痛を前提として
腰痛を治そう、腰痛を治療しよう
とするほどに、腰痛という
運動神経系を強化する事になります。
 
そもそも腰痛にならない、
腰痛と無縁の運動神経を
育て上げる必要があるんだという
当たり前の事に心底気付くまでに、
随分時間を要しました。
 
このように、たった1つの言葉が
脳に共通認識を植え付け、
本来の身体能力を封じ込めます。
 
だから、王子は
腰痛を無くすのではなく、
腰痛という言葉と認識を無くそう
としています。
 
この世から整体師を無くす
という事の真意の1つがそれです。
 
これは今まで何回も
言ってきている事ですが、
 
GoogleでもYahoo!でも
「腰」と検索したら、永遠に
「腰痛」に関する記事ばかりが出てきます。
 
いかに「腰=腰痛」という
方程式が日本人の脳内に
巣食ってしまっているかを表しています。
 
最近話題のChatGPTに
「腰とは何ですか?」と尋ねると、
 
「「腰」は、体の胴体と下半身の間に位置する部位を指します。解剖学的には、腰は背骨の下部にあたる部分であり、脊椎の腰椎(腰部の椎骨)からなります。腰部は体の中心に位置し、重要な役割を果たしています。腰部には多くの筋肉、靭帯、神経などが集中しており、身体のバランスや安定性、運動の支えとして重要な役割を果たしています。また、腰は日常生活や運動時に多くの負担を受ける部位でもあり、腰に関する様々な問題や疾患が起こりやすい部位とされています。」
 
と答えます。
 
           
また、「腰について」と入れると、
 
「腰は、人体の中でも重要な部位の一つであり、以下のような機能や特徴があります:
1. **重要な役割:** 腰は体の中心に位置し、上半身と下半身を繋ぐ役割を果たしています。体の動きを支え、重心の調整や運動時の安定性を提供します。
2. **構造:** 腰は背骨の下部、具体的には脊椎の腰椎(腰部の椎骨)からなります。腰椎は5つの椎骨から成り立ち、腰椎の間には椎間板や関節があり、柔軟な動きを可能にします。
3. **筋肉や靭帯の集中部:** 腰部には多くの筋肉や靭帯が集中しており、特に腰方形筋や腹横筋などが腰のサポートや安定性を提供します。
4. **腰の問題:** 腰は日常生活や運動時に多くの負担を受けるため、腰痛や腰部の疾患が起こりやすい部位として知られています。適切な運動や姿勢の保持、腰部の筋力トレーニングなどが、腰の健康維持に役立ちます。
5. **適切な姿勢と重要性:** 正しい姿勢や腰の使い方は、腰部の負担を軽減し、腰の健康を保つために重要です。立腰や腰の安定性を高める運動などが、腰に負担をかけることを予防し、健康を支援します。」
 
と答えます。
 
 
やはり、腰は負担がかかって
痛くなる部分であると、
人間がそう思っているのだから、
AIもそう思っているようです。
 
腰を持っていないAIが腰について
語れるのは、人間が腰に対して
そういう認識であるからです。
        
                     
王子が目指すのは、
 
「腰とは人が幸せになる
素晴らしい装置である」
 
「腰とは人に快適さと幸福感を
もたらす最高の宝物である」
 
という認識が日本人の
脳内に形成される事。
 
Googleで「腰」と検索したら
そんな記事ばかりが出てきて、
AIまでもそのように答えてくれる
世の中を夢見ています。
 
実際、2016年の全国47都道府県
30代・40代の男女50,000人に聞く、
肩こり・腰痛調査
(第一三共ヘルスケア株式会社)では、
 
もしも、肩こり・腰痛がなくなったなら
日本人の幸福度は4割増となる
 
という報告が上がっています。
 
         
もしこれが、痛みや凝りが
なくなるだけでなく、
 
肩や腰があなたに気持ち良さや
幸福感を与えてくれるとしたら、
日本人の幸福度はMAXになるでしょう。
 
言っている意味は分からない
かもしれませんが、子供の頃、
元気いっぱいに走り回り、
遊び回っているだけで気持ち良かった
体験がある人はそれを思い出して
もらえると、分かりやすいと思います。
 
     
他にも日本人の身体能力向上を
阻む言葉は沢山あります。
 
例えば、一見良いように思えて
微妙な言葉が、「ゆるめる」という言葉。
 
身体を固まらせず、緩めた方が
良いのは確かですが、
 
「ゆるめる」という誤った認識が
また、身体能力向上を阻んでいる
側面があります。
 
なぜなら、例えば筋肉で言うと、
筋肉は収縮も弛緩も、
他動的には伸張も自在にできる
事が本来の姿であるわけですが、
 
「ゆるめる」という言葉だけだと
それを認識しにくいからです。
 
だから、王子は身体開発と言い、その定義を
身体を構造通りに扱う事としています。
 
身体を構造通りに使うようにしていくと、
 
構造通りに使えないようにしている
部分が緩む必要性がある時には、
自ずと緩んでいくからです。
 
「身体をゆるめる事が大事」
 
この言葉だと、言葉が独り歩きして、
誤ったゆるめ方をした場合、
余計に構造通りに身体を使えなくなる
事が起きるからです。
 
他にも挙げるとすると、
「股関節」という言葉。
 
この言葉が日本人の股関節に
かなりの問題を引き起こしている
 
と聞くと、驚くでしょうか?
 
        
股関節を動かす、股関節を使う、股関節を開く、
股関節を内に入れる、股関節を柔らかくする…
 
これらの言葉が日本人に
誤った股関節認識=股関節脳
植え付け、結果、深刻な股関節の
運動不足を招いています。
 
まず、関節というのは、
能動的に動かす事も使う事も
できる箇所ではありません
 
関節というのは、常に
受動的に動かされる箇所、
使われる箇所です。
 
関節というのは、空間です。
このように捉えると、一気に
感覚と認識が変わります。
 
関節というワードを空間に変えてみて…
 
仙腸関節→仙腸空間
環椎後頭関節→環椎後頭空間
肩甲上腕関節→肩甲上腕空間
腕尺関節→腕尺空間
中手手根関節→中手手根空間
肩甲胸郭関節→肩甲胸郭空間
 
 
関節と言うよりだいぶ
印象が変わると思いますが、
では、
 
股関節→股空間
 
これはどうでしょう??
 
余計に意味が分からないですね。笑
 
空間という事は、
何かと何かの間です。
 
つまり、関節というのはそもそも
骨と骨の間=空間の事を言います。
 
2つ以上の骨で形成される
空間が関節です。
 
ちょっとお洒落な言い方をすると、
骨と骨とが出逢う場所・空間
関節と言います。
 
だから、例えば、仙腸関節というのは
仙骨という骨と腸骨という骨の
間の関節という意味なので良いのですが、
 
「股関節」というのはそもそも
名称としておかしいし、
 
だからこそ、この言葉が
日本人の物理的股関節と心理的股関節に
大いなる誤解を招いてしまっています。
 
骨と骨の間が関節なのに、
股関節と言われても、意味が分かりません。
 
股関節というのは、
寛骨という骨盤の骨と
大腿骨の間の空間の事です。
 
だから、寛大関節と言えば
意味は分かります。
 
もし、股関節が股関節ではなく、
寛大関節という名称であれば、
日本人の股関節は今頃もっと
パフォーマンスが高かったと思います
 
背骨を動かす、肋骨を動かす、
肩甲骨を動かす、股関節を動かす
 
これらはよく使われる表現ですが、
股関節だけが関節名です。
 
なぜ、同じように寛骨を動かすとか
大腿骨を動かすと言われないのか?
 
それは股関節という言葉の影響で、
股関節という部位があるかのように
錯覚させられているからです。
 
同じく、膝関節。肘関節。
肩関節。手首。足首。
 
日本人が固まって
運動機能誤作動が起きている
部分ばかりです。
 
膝関節とは、大腿骨と脛骨の間の空間。
脛骨大腿関節→脛骨大腿空間です。
膝関節と言われるのとは
だいぶ違う感覚になると思います。
 
肘関節とは、上腕骨と尺骨、
上腕骨と橈骨、橈骨と尺骨の間の空間。
 
それぞれ、腕尺関節→腕尺空間。
腕橈関節→腕橈空間。
橈尺関節→橈尺空間です。
 
肩関節とは、肩甲骨と上腕骨の間の空間。
肩甲上腕関節→肩甲上腕空間です。
 
手首とは、橈骨と手根骨の間の空間。
橈骨手根関節→橈骨手根空間です。
 
手首には他にも関節があって、
 
手根骨と中手骨の間の空間である
中手手根関節→中手手根空間
 
手根骨同士の間の空間である
手根間関節に至っても、
名称を一まとめにし過ぎです。
 
手根骨は
 
<遠位手根骨列>
有鈎骨・有頭骨・小菱形骨・大菱形骨
 
<近位手根骨列>
豆状骨・三角骨・月状骨・舟状骨
 
の8つから成り、
 
この8つの骨それぞれの
空間が関節機能を持ちます。
 
他にも、
 
近位手根骨列と遠位手根骨列の
間の空間である手根中央関節。
 
王子から言わせたら、手根中央関節
と言っている時点で、動かす気ゼロです(笑)
 
遠近手根関節の方が
関節名称としては精確です。
 
そして、三角骨と豆状骨の間の
関節は豆状骨関節と呼ばれる事があります。
これも正しくは豆状三角関節→豆状三角空間です。
 
        
足首も意味が分からない名前です。
いわゆる足首と言われる関節は、
 
距骨と脛骨・腓骨を合わせた下腿骨の間の空間で
距腿関節→距腿空間です。
 
距骨と踵骨の間の空間は
距骨下関節と言われますが、
距踵関節→距踵空間がより精確です。
 
これらに更に
 
足根骨と中足骨の間の空間である
足根中足関節→足根中足空間、
 
踵骨と立方骨の間の空間である
踵立方関節→踵立方空間、
 
距骨と踵骨と舟状骨の間の空間である
距踵舟関節→距踵舟空間、
 
それから舟状骨・立方骨・
内側楔状骨・中間楔状骨・外側楔状骨
の5つの足根骨それぞれの空間も関節です。
 
そうやって聞くのと、
足首と聞くのは、まるっきり
違う感覚と認識を与えます。
 
    
何気なく使われる身体の名称、
特に関節の呼び方は
正しい身体認識=身体地図を
形成する上で極めて重要です。
 
王子は、日本人の股関節を救うために、
股関節という呼び名を捨て、
寛大関節、或いは髀臼(ひきゅう)に呼び名を
変える活動に本腰を入れ始めました
 
髀臼とは、大腿骨と寛骨臼の間
という意味です。
 
解剖学が主流になる前は
股関節は髀臼と呼ばれました。
 
大腿骨も昔は髀骨
言われていました。
 
日本人の股間問題に一石を投じ、
日本人の股関節パフォーマンスを
最大化させるために、大腿骨革命‼︎
起こしていきます。
 
    
2024年5月2日、腰の日=5月4日を目前に記す。
by. フィジカリストOuJi
 
 
 
 
 
 
 
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