--前回は「運動が身体と脳に良い」のではなく、「正しい運動をしてこそ、脳と身体に良い」というお話をして頂きました!今回はそこをさらに掘り下げて王子に色々とお訊きしたいと思います!
 
王子 ありがとうございます!そうでスネ!「正しい運動をしてこそ、身体と脳に良い」。では、その「正しい運動」とは何か?が重要になります。
 
--はい!前回は、「あなたにとって主観的にやりたくて、客観的に正しく身体を使えていてこそ、正しい運動である」ということでしたネッ!!
 
王子 そうでスネ!!今日はそこをもっと突っ込んでお話ししたいと思いますが、「客観的に正しく身体を使う」とは、換言すれば、「身体をその構造通りに使えること」です。
 
--なるほどです!つまり、身体を構造通りに使えていなければ、どんな運動も正しい運動にはならない。即ち、その運動は脳と身体には良くないということでスネ!
 
王子 その通りです!例えば、身体を構造通りに使えない身体の状態でランニングしたとすると、構造通り使えていないので当然、身体は凝り固まりますよね。その状態が、本当に脳にとって良いのか?をよ〜く考察する必要があります。
 
--そうですよね!結局、「脳が身体を支配し、身体が脳を支配する」というお互いの関係性があるわけで、ある筋肉が凝り固まればその筋肉は使えない状態になり、そうなると、その筋肉に対応する脳の部位も機能低下を招くことは明らかですよね。
 
王子 そうでスネ、普通に解剖学・生理学、大脳生理学の知識が少しあればそれぐらい分かることなんですが、「筋肉が凝り固まる」ことを、あまりにも医学者も脳科学者も身体科学に携わる全ての人が軽視しすぎです。「凝りは万病の元」と言っていいぐらい、身体中の凝りを緩め解くことこそが、健康な身心、あらゆる能力、パフォーマンスアップにとっての根本中の根本です。
 
--そうですよね!私も王子に出会ってそこが本当に身を以て分かりました!王子に出会わなければ、もしかしたら、一生その大切さに気づけなかったかもしれません。。
 
王子 それはよかったです!それぐらい、凝りを侮ってはいけないし、凝りを発見し、緩めていく作業というのは、年々歳々、本当に脳と身体に大いなる宝物を与えてくれますよ!
 
--王子はそれをずっと続けてこられたんですもんね!
 
王子 はい、20年以上やり続けています!そして、整体の仕事を始めてからは特に、人様の身体の凝りを緩めることを追究し、どうやったら、万人が、身体中の凝りを緩め解きほぐすことができるのか?を徹底追究してきたわけですよ。
 
--その集大成が立腰体操であり、4大1DAYセミナーなどでお教えしているメソッドということでスネッ!!
 
王子 そうでスネ!つまり、脳と身体にとって良い運動とは、身体中の凝りを緩め解いてくれる運動である、と言えますね。
 
--なるほど!そうでスネ!そこのところをぜひ深く知ってもらいたいですよね!例えば、「身体が張っているから軽く水泳して身体をほぐす」…というようなことが言われますが、そんなことでは本当は全くと言っていいほど解れていないわけですもんね。。
 
王子 ナイスな着眼点でスネ!それは、まず、人によるということがあります。その水泳をやる人が、身体を構造通りに使えている人であれば、そして、身体を緩める運動神経が身についている人であれば、泳ぐことで身体をほぐすことができる可能性は高くなります。しかし、なんですね。シリタイ、ですか??
 
--し、尻腿ッ!!
 
王子 2つのポイントがあります。水泳で身体をほぐす、軽くジョグをして身体をほぐす…と言われますが、筋肉は650個もあります。自分が動かせる範囲内の筋肉を使ってばかりでは、使えていない筋肉はどんどん凝り固まります。運動すればするほど、普段の自分が使っている筋肉を繰り返し使うだけですから、顕在意識では主観的に身体が解れた感覚になっても、客観的な事実として、気づかぬうちにどんどん使えていない筋肉をより凝り固めてしまうことになります。「代償性拘縮」と言いますが、自分が使えない筋肉をより凝り固めて使えなくすることで、自分が今使いやすい筋肉を使うという負のループに陥ってしまいます。それが1つ目のポイントです。
 
--なるほどー!ということは、いかに使えていない筋肉を発見して使えるようにしていくか…それこそが真の運動ということでスネッ!!
 
王子 That's right!!その通りです!!そうじゃなきゃ、運動とは言えません。そしてそれを僕は、「身体開発」という新しい言葉でお伝えしているわけですよ。今までとは違う運動の概念としてもね。
 
--そうでスネ!つまり、どんな運動をしても、身体が開発されるように運動できる人は、正しい運動ができていて、そういう人こそが、真の意味において脳と身体にとってプラスの効果を与えられる運動ができる、ということでスネッ!!
 
王子 そうです!そして2つ目のポイントですが、ひと口に“凝り”と言っても、2種類あるんですよ。
 
--な、なんだとっ!?
 
王子 ①日常生活において生じる凝り②積年の凝りの2つです。凝りと言っても、この2つがあるわけですよ。つまり、日々、日常生活をしていて感じる凝りです。これは肩が凝ったな…とか、腰が張ってるな、首・目・頭が痛いな…といった日常感じるこりってありますよね。それが①の凝りです。それは自覚があれば意識的に色々な手段で緩めている人がいるでしょうけど、厄介なのが、②の凝りです。
 
--なるほどです。。積年の凝りには、全く気づいていない人がほとんどですね。。
 
王子 そうです。その結果があらゆる疾病や寝たきり…といったことに繋がっています。②の積年の凝りに気づくには、「身体開発」するしか道はありませんよ。
 
--そうですね!従来の運動法には使えていない身体の部分を発見して使えるようにしていくという発想は皆無ですからね。
 
王子 そうですよ。皆無です。身体は、使っていなければ凝り固まるし、使いすぎても凝り固まります。ですので、使えていない部分を開発するということをしていないと、使えていない部分は益々凝り固まるのは当たり前ですが、使えている部分もそこばかりを使うことになるので、そこが疲弊し切って、段々とそこも凝り固まってしまいます。
 
--なるほどです。そうやって全身にどんどん凝りが拡がって、血液循環が阻害され、あらゆる痛みや不調の原因となるわけですね。
 
王子 はい、しかし、暗くなる必要もありませんヨッ!もはやその専門的方法が揃っちゃっているんですからネッ!
 
--そうでスネ!!希望しかありませんネッ!一般の人たちが身体を開発して、全身の凝りを緩め解いていくには、どのような手順を踏むのがいいのでしょうか??
 
王子 はい、まずは立腰体操3種の神器をはじめとした立腰体操を楽しくやることですね!それで意識なんかしなくても、体幹部を中心として勝手に身体を構造通りに使えるようになり、全身の凝りが解けていきます。
 
--そう考えると、立腰体操は改めてすごい体操ですよね!!
 
王子 はい、たいそうな体操です!そして、その次に、自分の「フィジカル・タイプ」を知ることでスネ!
 
--その自分のフィジカルタイプは、「フィジカル・コード」という身体連動理論を元に紐解くことができるということでスネッ!!
 
王子 そうです!この「フィジカルコード理論」があれば、自分の筋肉の右半身・左半身の全ての筋肉がどうなっているか?がまさに手に取るように客観的に解ってしまいます。全身の筋肉が今、どのような状態にあるか?が解らない限り、正しい運動は無理ですよね。
 
--確かに!タカアシガニ!今、その筋肉に必要な運動を施してあげることこそ、その筋肉にとっては正しい運動である、ということですもんネッ!
 
王子 そうですよ!身体をその構造通りに使えることが、正しい運動をできるかを決めるわけですが、構造通りに使うには、全身650の筋肉が、只今、どの動きにおいてどういう状態にあるのか??が解らないといけないし、全身650の筋肉の中にキチンと収縮・弛緩しない筋肉がある状態では、そもそも身体をその構造通りに使うことは不可能です。
 
--まさに!言われてみれば本当にそうでスネ!
 
王子 そうでしょ?当たり前のことですよね?(笑)でも、誰も取り組もうとしないどころか、その発想すらない。で、全身650個の筋肉の状態を正すと言うと、膨大な作業で、これを感覚や主観だけでやるのは、不可能と言っていいほど、それをやろうとすると、脳が疲弊し切って持たないんですね。結果、さらに凝り固まるだけです(笑)
 
--それで、「フィジカルコード理論」があるということでスネッ!!
 
王子 その通りです!この「フィジカルコード」という身体連動法則理論があれば、余計なことを考える必要もなく、身体の一部分の筋肉のある動きを学習させてあげるだけで、全身はまさにフィジカルコードによって繋がっていますので、全身の筋肉の状態が修正され、全身の凝りが一気に緩む、ということが起きます。ここで大事なのは、緩めるのではなく、緩むということです。
 
--他動詞的アプローチではなく、自動詞的アプローチ、でスネ!
 
王子 そうです!「緩める」という他動詞的な作業には、膨大な脳活動が必要になります。それは特に一般の方々や、身体や脳が疲れ切っている人にとっては、キツイんですよ。それだけで固まっちゃうんですね。だから僕はこのフィジカルコード理論を発見し、作り上げました!
 
--なるほどです!!これは、フィジカルコードを知って、自分のフィジカルタイプ、つまり、全身の筋肉の状態・クセを知って、整えるしかないでスネッ!!その一番のベースを王子自ら伝授しているのが、毎回大好評の「フィジカルタイプ診断1DAYセミナー」でスネッ!!
 
王子 そうでスネッ!!まさに自分の身体、自分の筋肉とは一生のお付き合いです。ぜひ、一生モノの自分の財産として、自分のフィジカルタイプを知ってほしいでスネッ!
 
〜つづく〜
 
(2022.9.12)